ブルーレイとDVDのレンタルが始まったこのタイミングで、遅ればせながら『This is it』を見た、んだけど。
やっぱり彼は、誰が何を言おうと最高のエンタテイナー。
そして、世界中の子ども達を愛する、永遠のピーターパンだ。
さらに、地球の環境破壊を憂う無辜の人でもあるに違いない。

みんなが知っているように、マイケル・ジャクソンはその生涯において、多方面にわたり多額の寄付も行っている。
でも、ならばなぜ?
以前見たTVのドキュメンタリーであったような、無秩序で無意味で高額な買い物を繰り返していたんだろ?
かなり悪意のある編集であったとしても、そこに描かれていたことは事実。
あのマイコーなのに、ご乱行で買った数々の品物がどれだけの二酸化炭素排出と引き替えに作られているのかってこと、考えなかったのかしら。
さらに言えば、そんな余裕があるんなら、もっと寄付に回してればどうだっただろ?
きっと何かが変わってたかも。
「みんなこう思ってる。『きっと誰かがやってくれるだろう』って。でも、『誰か』って?」
「だから、僕らから始めよう」
…良いコトいうじゃん、マイコー。
俺は、ときどき駅前で見かけるような募金にも、いろいろ考えちゃって通り過ぎるだけのへたれなんで言えた義理じゃないけど、でも、あのマイコーなんだから期待しちゃうよ、やっぱ。