軽度の骨粗鬆症によって尾骨が疲労骨折したことが原因で、ひとりでは立ったり歩いたりすることが出来なくなったために暫く入院していた母の症状も無事快方に向かい、幸いなことに退院の見通しがつきそうなのですが、さて、家に帰ってきてからの基本的な行動を自身で行えるようにと、家の中の何カ所かに手摺を設けたりという改善を施す必要が出てきました。
先日ケアマネージャーが視察に見えた時に、必要な箇所や内容の指摘を受けたので、それを基に工事を行う予定でいます。
これは、徳島市の地域包括支援センターが行う事業の中のひとつで、「福祉用具・住宅改修支援事業」と呼ばれるものです。
決められた基準に沿って施工を行い必要な書類や施工後の写真を提出することで、最大20万円を上限に、工事費の9割の補助金が受けられる仕組みらしいんですが・・・。
でも、この手続が実に煩雑で大変な感じ。
確かに、税金の一部で補助していただくってことなので、大雑把な手続ではまずいのもよく解りますけども。
それでも、もう少しスマートな事務処理にならないものか、と。
いやね、そりゃ「ケアマネ」に一任すればそれでもOKらしいんですけど、そうは言っても設計事務所たるもの、自分の業界に関わることまで人任せにはできゃしませんって。
書類作ったり、行政手続を進めるのはお手のモノでもある訳だし。
ただ、自分でヤル場合の作業量を考えると、ちょっとブルー入っちゃいます。