ブログトップ

We feel so good.

atcube.exblog.jp

おいしいコーヒーの真実

俗に言う「シアトル系コーヒー」好きな俺だけど、打合せのときなんかに出されるコーヒーも、もちろん飲む。
ドリップだろうがインスタントだろうが、気にせず飲む。

でも、「BLACK GOLD」とも呼ばれるコーヒー豆の流通は、クラフト・フーズ、ネスレ、P&G、サラ・リーの4大多国籍企業に支配され、ニューヨークとロンドンの商品取引市場でその流通価格が決まってしまうという事実については、このDVDを見るまでは正直全く知らなかった。
そして、生産者の関与できない場で市場原理によって決められたコーヒー豆の価格から、企業の中間マージンを差っ引いた信じられない買取原価で生産者は搾取され続けているという現実についても。
c0132245_13482348.jpg

エチオピアのコーヒー生産農家から1Kg当たりわずか1〜2ブル(現地通貨単位)で買い取られたコーヒー豆は、その後流通業者や焙煎業者、卸売業者から小売業者へと6回もの入札を経て2,000ブル(230ドル)の値を付ける。
つまりだから、2ブルは約23セント=21円程度。
当然、生産農家の人々は、人として当たり前の暮らしすらできない。
子供に教育を受けさせる事もままならず、貧困が貧困を生み続ける容赦のないスパイラルがそこにある。

生産者から消費者への流通過程を簡素化すれば良さそうなものだが、「BLACK GOLD」と言われるだけあって既得権益を放さない様々な組織が存在するために、現実的な改善はなかなか難しいようでもある。

だからといってこんな日本の片隅で何が出来るという訳でもないが、これからコーヒーを口にするときには地球の裏側のこんな現実も少しは思い出しながら味わうことにしよう。

「Fairtrade」について考えると憂鬱になるが、北半球に住んで日々文明の利便性を享受している身では、何を言っても説得力は無いんだろうけど。
[PR]
by atelier_cube | 2010-01-22 13:49 | 雑感
<< BIG EVENT で、今日。 >>