いくつかの変更点はあったものの、園長先生との会話も弾んだ保育所のプレゼンはひとまず成功と言えるものだった。
staff-A入魂の提案は、概ね好感触で受け入れてもらえたようだ。
これから関係法令との調整と事前協議を経て、基本設計へとフェーズを進めていくことになる。
その後、意気揚々と「サンポートホール高松」で開かれた西沢立衛氏の講演会へ。
氏の、スライドを使っての近作の説明を聞く中で、少なからずインスパイアされる部分もあれば、他にもタイムリーな話題も拾え、我々にとっては納得の2時間だった。
ただひとつ気になったのは、会場を仕切っていたMCの女性のことで、彼女はなぜ昔ながらのステレオタイプな「司会者」然としたセリフ廻しを、あれほど流暢にこなすのか、というコト。
それはまるで、ふた昔ほど前に結婚式場で聞いたような感じの…。
どちらかというと、講演の内容よりもそっちの印象の方が強いかも。
彼女の時計は、いつしか止まってしまったのであろうか…。